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今週末はトリノ工科大の友達を訪ねてトリノに1泊してきました。
街の構成が新鮮で興味深くて、
オリンピック建築(久々の現代建築笑)も少し見られてとても良い滞在でした。
そのことはまた数日内に投稿します。たぶん。

んで、ここからは木曜日に書いた記事だったのですが、
その夜からさっきまでネットが繋がらなかったので投稿できず。。
これくらいのトラブルは「まぁイタリアだし」で
片付けられるようになってる自分が少し怖いです。

書いてすぐに投稿できないタイムラグがあるのは
だいぶ違和感ありますが、たいした内容じゃないけどせっかく書いたので、、、


***
先週の日曜日はサッカーを見に行きました。

calcio1

calcio4


4年半ぶりのサン・シーロ、前回とは感じることが全然違ってました。

試合は2-1でミランがローマに逆転勝ち。
ミラン12位ローマ8位という前節終了時点での順位が物語っているように
試合全体的にどちらもパッとしないプレーだったのですが、
開始直後にミスで奪われた1点を
終盤のロナウジーニョのPKとパトの鮮やかな飛び出しからのゴールで
逆転して、みんな気持ちよく家路についている様子でした。

(ちなみに今節も試合終了直前の逆転勝利。
 レオナルド監督、すでに首の皮一枚って感じかね。
 たまたま終了間際に通りかかったので、
 バーの窓越しのスクリーン観戦でした。笑)

後半途中までのミランはかなりひどくて、
ミランサポーターからもブーイングが出まくり。
メインスタンドの端の方で見ていたのだけど、
周りの人の怒鳴り方もすごかった。
長くミランに貢献してきたピルロもセードルフも
少しのミスでもだいぶ野次られてました。

その野次のタイミングとか声の大きさとか声色とか、
ミラノにしばらく住んでみてこれを聞くと
なんだか妙にしっくりくる。たまーに意味もわかるし。
サッカー観戦ですらイタリア人観察、ミラノ人観察の延長になってしまうのは
変な気分だったけども、この意味で、高3のときの「セリエA観戦体験」とは
視点と刺激が大きく異なる時間が過ごせました。
(もちろん前回の観戦もハンパない感激だったんだけど。)

calcio3

calcio5


とにかくこっちの人は目が肥えていて、
選手個人以前にチームを愛していて、
根本的にサッカーに対してアツい。

だから、その中で認められるためには
「良いプレーをした」とか「惜しいシーンがあった」とかじゃダメで
明らかにわかるかたちでチームに貢献しなきゃいけない。
「海外サッカーではJより結果が求められる」っていう一般論は大いに正しいし、
イタリア人の気質や、ミラノがイタリア内で一番活発に動き続けている都市だと
いうことも考えると、インテルとミランのサポーターは一番厳しいのかもしれない。

そんなことを考えながら、前半はブーイングの嵐の中で観戦して、
後半は座席をミランサポ側に移して(こっちの人はみんな座席番号無視笑)
よりミラニスタの熱を感じられる位置でブーイングを体感して、
同点ゴール後の一転したイケイケムードに便乗していると、
また少しだけミラノという街、イタリアという国を消化できた気がしました。

シャキッとしないチームには喝を入れる。
選手は背筋をのばして奮起しなきゃいけないし、そりゃチームも選手も育つわけだ。
日本でもサポーターが自分のチームにブーイングするシーンは見られるけど
サッカーの浸透率の度合いが違うから、まだまだ甘えられるんだと思う。
たぶんミラノだとふがいないプレーしてたら街を歩けなくなるんじゃないかと思う。


これは建築やデザインにも言えることだと思う。

この街ではサッカーのマッチデーよりも高い頻度で
誰かしらかが何かしらの作品を生み出して、いろいろな価値観の人からの批評を受ける。
その中で、要求されたレベルに達した作品を毎回出していられる人だけが
この街で生き残れるんだと思う。ミラノはそういう街だ。

国際化の波からはだいぶ遅れてのことだけど、
イタリア人がイタリアにこだわらなくなってきたそうで、
これからの競争率はますます高まるのかもしれない。

目の肥えた人たちの中で堂々と背筋を伸ばして立ってなきゃいけないってことか。



いやー、それにしてもピルロのキックは本当に美しい。

calcio2


ピルロはイタリア人で男なのに、なんでAで終わる名前なんだろう。


そしてスタジアムの近くにあったマンジャロッティの集合住宅もちゃっかり。

mangialotti5


残りの写真はまた今度。

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