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Veneziaに2泊してきました。

イタリアでの3ヶ月がVeneziaで始まったから、最後もVenezia。
ベタだけど、行って良かった。ホント。

2泊目はVicenzaにしようと思っていたけど、
いそいそとPalladioを見て回る気分にはならず、延泊。

2日とも、日中は街をぶらぶらして、夜はCampo S.Margheritaのピザ屋で
ピザを2ピース食べて、そのままマルコのバーでプロセッコとかスプリッツ飲みながら
考え事をして、サッカーを見て、考え事をして、ホステルに帰る。

VenetoExperienceでの日々と同じような過ごし方だけど、
たくさんの変わらないものと変わっていたものを見つけながら
のんびりとした時間の中で自分のこともいろんな角度から観察しなおせた。


すでに冬(たぶん10℃前後)の寒さだったし、
ずーっと雨or強風強雨だったし、
潮位が高くてサンマルコ広場とかフツーに水に浸かってるし、
街の風景は前回とは根本的に異なっていた。

けどそれがVeneziaについての考えを深めるのを大きく助けてくれて、
新しい体験ができたってだけじゃないラッキーな天候だった。


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新しく見たモノはビエンナーレと墓地くらいかな。

現代アートはやはりわからん。けども気になったのは
「世界を構築する」というテーマに対する解答が
なんでみんなこんなに暗くて内向きな作品なんだろうか。
世界を元気づける気ナシ。雨強かったし、気分も落ちるわ。

スペインパビリオンの絵は嫌いじゃなかった。
内容は好きくないけど、手法が興味深かった。不思議な抽象度。
離れて全体像を眺めることと、近づいて一筆一筆を観察することと、
いろんな位置に立って作品を味わえる。
部分部分は主張はしてないけども
そのすべてのタッチがたしかに絵に参加している感じ。
共感できる建築家の作品を体験している感覚に似てた。

スヴェレ・フェーンのパビリオンは素晴らしかった。
自分の「かっこいい」という評価軸の最高到達点のかなり近くにいるかもしれない。
北欧人がこういう「気密性が低くてもいい空間」を与件として
こんなに暖かみのある優しい空間を設計できたのが興味深い。
来場者の滞在時間もすごく長かったと思う。


biennale_1


デイヴィット・チッパーフィールドの墓地もまたかっこよかったけど、
この作品は慎重に評価する必要があると思った。
ジョン・ポーソンとかチッパーフィールドとかの
ミニマリストの作品は作品集を見ていると文句なしにかっこいい。好き。
けど、それがプロジェクトのコンテクストからの情報を
そぎ落として作られた形態なのか、もしくは
読み取った情報が建築に深みを与えられているのかは
体験しないとわからないと怪しんでいたから、
今回のチッパーフィールド初体験は期待していたけども、
より疑問が深まる感じで消化不良。


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最後はマルコに挨拶した。
つたないなんてもんじゃないイタ語でがんばって話しかけたら
しっかり英語ができる人物だった。笑
次に行った時も覚えててくれるかもしれない。
顔と名前がわかる人がいる街は特別な場所になるんだと今回のイタリア滞在で思った。
お金と時間をかければ旅はできるけど、
そこが特別な場所になるかどうかは縁と、意識かな。

最後に良い密度の良い旅ができた。


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明日でこの部屋を出て、ミラノの友人(ミラノの両親)宅泊。
明後日はメンドリジオの先輩宅泊。
12日はバーデンの友人(スイスの両親)宅泊。
何も起きなければ、13日にチューリッヒを発って、14日朝にはもう日本。

何か起きて飛べなかったら、、、スイスにいると不法滞在になっちゃうから、
オーストリアに逃げようか。それ、いいね。
Isao Hosoe Designでのインターン、明日で終わりです。

おかしなほど早く過ぎ去った8週間。濃かったです。

細江さんからも事務所からもデザインからもミラノからもイタリアからも
めちゃくちゃたくさんのことを学びました。

けど振り返るのはまた今度。

stagemates

いやーーーーーーーーー、帰りたくないね、正直。
今週末はトリノ工科大の友達を訪ねてトリノに1泊してきました。
街の構成が新鮮で興味深くて、
オリンピック建築(久々の現代建築笑)も少し見られてとても良い滞在でした。
そのことはまた数日内に投稿します。たぶん。

んで、ここからは木曜日に書いた記事だったのですが、
その夜からさっきまでネットが繋がらなかったので投稿できず。。
これくらいのトラブルは「まぁイタリアだし」で
片付けられるようになってる自分が少し怖いです。

書いてすぐに投稿できないタイムラグがあるのは
だいぶ違和感ありますが、たいした内容じゃないけどせっかく書いたので、、、


***
先週の日曜日はサッカーを見に行きました。

calcio1

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4年半ぶりのサン・シーロ、前回とは感じることが全然違ってました。

試合は2-1でミランがローマに逆転勝ち。
ミラン12位ローマ8位という前節終了時点での順位が物語っているように
試合全体的にどちらもパッとしないプレーだったのですが、
開始直後にミスで奪われた1点を
終盤のロナウジーニョのPKとパトの鮮やかな飛び出しからのゴールで
逆転して、みんな気持ちよく家路についている様子でした。

(ちなみに今節も試合終了直前の逆転勝利。
 レオナルド監督、すでに首の皮一枚って感じかね。
 たまたま終了間際に通りかかったので、
 バーの窓越しのスクリーン観戦でした。笑)

後半途中までのミランはかなりひどくて、
ミランサポーターからもブーイングが出まくり。
メインスタンドの端の方で見ていたのだけど、
周りの人の怒鳴り方もすごかった。
長くミランに貢献してきたピルロもセードルフも
少しのミスでもだいぶ野次られてました。

その野次のタイミングとか声の大きさとか声色とか、
ミラノにしばらく住んでみてこれを聞くと
なんだか妙にしっくりくる。たまーに意味もわかるし。
サッカー観戦ですらイタリア人観察、ミラノ人観察の延長になってしまうのは
変な気分だったけども、この意味で、高3のときの「セリエA観戦体験」とは
視点と刺激が大きく異なる時間が過ごせました。
(もちろん前回の観戦もハンパない感激だったんだけど。)

calcio3

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とにかくこっちの人は目が肥えていて、
選手個人以前にチームを愛していて、
根本的にサッカーに対してアツい。

だから、その中で認められるためには
「良いプレーをした」とか「惜しいシーンがあった」とかじゃダメで
明らかにわかるかたちでチームに貢献しなきゃいけない。
「海外サッカーではJより結果が求められる」っていう一般論は大いに正しいし、
イタリア人の気質や、ミラノがイタリア内で一番活発に動き続けている都市だと
いうことも考えると、インテルとミランのサポーターは一番厳しいのかもしれない。

そんなことを考えながら、前半はブーイングの嵐の中で観戦して、
後半は座席をミランサポ側に移して(こっちの人はみんな座席番号無視笑)
よりミラニスタの熱を感じられる位置でブーイングを体感して、
同点ゴール後の一転したイケイケムードに便乗していると、
また少しだけミラノという街、イタリアという国を消化できた気がしました。

シャキッとしないチームには喝を入れる。
選手は背筋をのばして奮起しなきゃいけないし、そりゃチームも選手も育つわけだ。
日本でもサポーターが自分のチームにブーイングするシーンは見られるけど
サッカーの浸透率の度合いが違うから、まだまだ甘えられるんだと思う。
たぶんミラノだとふがいないプレーしてたら街を歩けなくなるんじゃないかと思う。


これは建築やデザインにも言えることだと思う。

この街ではサッカーのマッチデーよりも高い頻度で
誰かしらかが何かしらの作品を生み出して、いろいろな価値観の人からの批評を受ける。
その中で、要求されたレベルに達した作品を毎回出していられる人だけが
この街で生き残れるんだと思う。ミラノはそういう街だ。

国際化の波からはだいぶ遅れてのことだけど、
イタリア人がイタリアにこだわらなくなってきたそうで、
これからの競争率はますます高まるのかもしれない。

目の肥えた人たちの中で堂々と背筋を伸ばして立ってなきゃいけないってことか。



いやー、それにしてもピルロのキックは本当に美しい。

calcio2


ピルロはイタリア人で男なのに、なんでAで終わる名前なんだろう。


そしてスタジアムの近くにあったマンジャロッティの集合住宅もちゃっかり。

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残りの写真はまた今度。

行ってきました、Mantova。

やはり街を歩いて回る時間は2時間くらいしか作れなかったけども、
お目当てのマンジャロッティ展はがっつり。

やっぱりこの人本当に良い。
なんでこんなに惹かれるのか展示を見てもハッキリとはわからなかった。
けどとにかく、建築も家具もプロダクトも彫刻もほぼ全てが魅力的。

プレキャストコンクリートを用いた一連の建築群と
ユニット化された外壁や間仕切り壁を使って居住者が内部を
自由にプラニングできるタイプの集住(Via Quardonnoの集住はこのシリーズ)と
"Gravity Joint"というモノの重さだけで接合されてる家具類が特に興味深くて、
数を重ねるごとに彼の中でアイディアが洗練されていく様子がよくわかります。
うまく言語化できないのが悔しいけど、
マンジャロッティが目指していたものは
展示を見ているとなんとなく(ホントになんとなく)わかった気になれます。

ミラノの郊外の教会(彼の処女作)とサンシーロの近くの集住も
近いうちに見に行ってきます。教会は見つけるのが大変そう、、、


Exhibition "Scolpire/Costruier" @ Casa del Mantegna

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自分が友人のためにデザインしているサイドテーブルと
彼のgravity jointを用いた合板の家具(この写真のやつではないですが)が
かなり似たアイディアで、焦ったような嬉しかったような。。
発想したあとに似たものを見つけちゃったとき、難しいですよね。笑


Residential building on Via Quardonno / Angelo Mangiarotti

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時間の経過が早すぎる。もう金曜日。
インターンあと1ヶ月。毎日が充実しているとは
胸を張って言えるけど、あと4週間で今の環境から
離れなきゃいけないってのは物足りなさすぎる。(という予感)


どんどん日々が経過していって
もうだいぶ前のことのように感じますが、
先週末、ゆっちょが遊びにきました。

uti


スクールトリップの帰りに1泊だけミラノに寄ってくれました。

送別の場にことごとく参加できなかったのが心残りだった一方で
なんとなくまたすぐに会いそうな気もしていたら、ホントにそうなったw

とりあえず、彼がミラノで唯一知っている場所だという
10 corso comoってゆうオシャレショップに行って、
あとはミラノをひたすらぶらぶら。自分もあまり街を歩けていなかったから
発見が多くて良い時間でした。ありがとうゆっちょさん。
頑張って下さい。そのうちノルウェー遊びに行きます。


で、明日はMantovaに行ってきます。

目的はAngelo Mangiarottiの展示。
こっちに来てから出会った建築家なのだけど、
事務所にあった作品集を見て、めずらしく一目惚れ。
今まで知らなかったのを恥ずべき巨匠らしいです。ギャラ間にも来てたのね。

Regionaleでしかたどり着けないから時間がかかる上に、
その電車も2時間に1本しかない上に、終電が19時。
そもそも美術館の開館時間が10:00-12:30と15:00-18:00。
なんともイタリア的なやる気のない感じですが、
それに流されずにがっついてきます。
展示見たりなかったら泊まっちゃえばいいかねぇ。。


Residential building on Via Quardonno / Angelo Mangiarotti

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うちの近くにある彼の作品。他の写真はまたの機会に。

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