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甚だ僭越ながら、レクチャーをさせていただくことになりました。

毎月開催中のK塾という勉強会にて、
他の二人の建築家の卵(ひよこ?)さんと共演させていただきます。


日時:
6月5日(土)16:00?

場所:
黒川雅之建築設計事務所
東京都港区西麻布3-13-15パロマプラザB2 (広尾駅から徒歩7分or渋谷駅からバス)

内容・形式:
3人の「建築家の卵」のレクチャー →参加者全員での議論 →立食で懇親会

レクチャラー:
伊藤達信
慶應義塾大学法学部を卒業後、
Accademia di architettura di Mendrisio(スイス)にて学士取得。
Miller&Maranta(スイス)での1年半のインターンを経て帰国。

吉川勉
芝浦工業大学建築工学科を卒業後、
Aug SCI-arc Graduate Master of Architecture(USA)修了。
今夏からZaha Hadid Architects(UK)に就職予定。

黒川彰
慶應義塾大学SFC(松原弘典研究室)を卒業し、
今夏から北欧の大学院に留学予定。


参加費なし。
食べ物、飲み物の持ち込み大歓迎。

建築やデザイン関係の若手、学生だけでなく、
ソムリエさんやピアニストさんや事業家さんなど、様々な若者が集まってます。
「お勉強」っぽくなく、アツく自由に未来を語る、活気のある空間です。

参加していただける方、興味を持たれた方は、お手数ですが
kuro_kuro_kurosho[*]hotmail.co.jpにご連絡をいただけると幸いです。
([*]を@に変えて下さい。)
もちろん、当日いきなりでの参加でも大歓迎です!


毎月様々なテーマでやっているこの勉強会ですが、
今回は、建築家を目指す若者が簡単なレクチャーを行い、
それをおかずに、みんなで議論します。

レクチャラーの伊藤さんは、3年半のスイス生活を終えて、先日帰国したばかり。
スイス建築の放つ力をフルに吸収して戻ってきたようです。

勉さんは、SCI-Arcを修了して、Zaha事務所に内定。
その経歴が示すとおりの建築観を持っています。

この二人の価値観のギャップだけでも十分に面白いのですが、
これから海外に出て行く僕も、混ぜていただけることになりました。

間違いなく、すごく面白いことになります。

そりゃ、「レクチャー」だと考えてしまうと、
内容そのものが勉強になるかどうかはあやしいけども、
議論も含めた会の全体を考えると、今までに試みられたことがないような
新しい刺激をみなさんと共感できるのではないかと期待しております。

気楽に、ご参加下さいませ。



さてさて、僕の近況ですが、どうやら留学はできそうです。
アアルト大学(ヘルシンキ工科大などが合併)のGeneral Studies Programと
スウェーデン王立工科大学から合格の知らせを頂きました。
たくさんの方々の手助けのおかげです。

まだオスロとメンドリジオから連絡をもらっていないので、
最終的な進路確定はまだ先になりますが、ヨーロッパでしばらく生活したいという
根源的な希望は無事に果たされそうです。良かったぁーーーー。

最近は、とある若手建築家夫婦の設計事務所で過ごしています。
海外コンペを担当させていただけて、ものすごく忙しいですが、やっぱり建築は最高に楽しいです。
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海外大学院への出願を全て完了しました。

いちだんらく。

たーーーくさんの人に助けていただきました。感謝です。

良い報告ができると良いのですが・・・祈るのみです。


浪人生でも受験生でもない、ただのNEETになってしまいました。

お墓参りとか、部屋の掃除とか、バタバタしてて
手が回ってなかったことがいっぱいあるので、
それらをしながら、今後の過ごし方を考えます。

いずれにしても、日本語のポートフォリオを作らなきゃな。


twitterを始めました。
御フォロー下さいませ。

http://twitter.com/kuro_sho

なにをどうしたらいいのかわかってないです。
いろいろ教えて下さい。


pen

トップランナーにトクマルシューゴが出演していた。
顔を見るのも声を聞くのも今回が初めてだったけど、もっとこの人のことを知りたくなった。ここ最近の自分の建築設計やデザインの面での興味に合致するキーワードがいくつも出てきて、久々に多くを得られるテレビ番組に出会えた気がする。

トクマルシューゴは、2年前くらいにHさんがオミクロンで流しているのを聞いて、そのちょっと恥ずかしいイカれ具合に惹かれた。それで、それ以来、作業中によく聴いているアーティスト。
自分の中では「あまり知られていないけど密かに良い」みたいな枠に入っていたけど、実はバンクーバー五輪とか海外のCMにも使われちゃうくらいに注目のアーティストになっていたみたい。

番組中にトクマルシューゴは何度も「違和感」というコトバを口にしていた。
「違和感を持ち込むことで良いものにできたらいい。」
「普段吸っている空気に違和感はないし、それでは感動しない。」
「山の上で吸う空気はいつもと違う。それが良い違和感。」
「違和感が解消されたら面白くない。」

この「違和感」は、たぶん、篠原一男さんとかヴァレリオ・オルジャッティが『狙って』出しているものと同種のもので、この「違和感」をどう積極的に設計するか(orすべきでないのか)がここ半年間の自分の興味の対象だったりする。
最近はスカルパ、シザ、レヴェレンツ、青木淳さんもこのグループに入れて考えている。

MCの箭内さんは、トクマルシューゴの違和感は「絶対的なものなのか相対的なものなのか」というキレキレな発言をしていたけども、おっしゃる通り、この違和感は、建築でいうと「慣習」に対する「ずらし」で、つまり相対的なものだと思う。壁と壁が90度で交わってないとか、軒天がレンガで仕上がっているとか、そういう「前提を裏切る」ような操作だと思う。
上にあげた人たちは、こういう「ずらし」の操作で空間を体験する人の感覚の奥の方に『ん?』を生み出していると思う。スカルパやレヴェレンツも、設計の操作は違うけども、彼らの空間を体験すると自分の奥の方に意識的になれるという点は同じな気がしている。
音楽における「慣習」とか「前提」がどういうものなのかを知らないのが悔しいけども、トクマルシューゴの『ベースを使わない(=土台があると自由が失われるらしい)』とか『シンセサイザーを使わない(=楽器じゃないモノからでる偶然性がよいらしい)』とかは、「いつも通りなもの」に対しての「ずらし」だと思う。

こういう設計、デザイン、作曲はすごく魅力的に感じるけど、想像以上に難しいはず。というのは、『私はこういう違和感を設計しました』と言ってネタばらしをしては「違和感」でなくなってしまうから。設計中も完成後も「説明不可能生」や「説明禁止状態」を楽しむつもりいないといけないと思う。これは苦労すると思う。

うーん、
頭の中にいろんな考えが出てきて収集がつかなくなるから考察は終わり!
番組見た直後に、整理をせずに文章化することに意味があると信じる!

結局、最近ずーっと頭から離れないのは、この「興味」が自分の進むべき「道」なのかについての迷い。他人の設計をこの切り口から見るのは純粋に楽しいのだけども、自分の作品にこういう部分が見いだせるのかというと、あまり見つからない気がする。
人の感覚の奥の方に伝わるいわゆる「深さ」を信じている一方で、感覚の表面にすんなりと伝わる「わかりやすさ」も必要だと思う。ここのスタンスによって作品も表現方法もガラリと変わるから、1年前にポートフォリオを作ってからは、切実な問題としてずっと考えているけど、いまのところスタンスはまだ定まらない。
今のポートフォリオでは、しっくりする見せ方ができているから、これでどういうことが伝わるのかを観察したい。そしてなにより、もう丸一年も建築を設計することから離れているから、早く手を動かしたい。そうしたら、この迷いも前に進んでいく気がする。


「新鮮な違和感」を損なわないために、写真は外観のみで。

rewerentz01

Sigurd Lewerentz / St. Petri Church @ Klippan


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Carlo Scarpa / Querini Stampalia @Venezia


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青木淳 / 青森県立美術館 @青森県青森市


ミラノ工科大の締切が4日間も延長されたので、更新してみました。さすがイタリアです。
長らく放置してしまいました。

旧正月すらとうの昔にすぎてしまいましたが、
明けましておめでとうございました。
去年は卒制、留学準備、ヒルサイド展示、北京、留学できず、イタリア、と
落ち着きのない幸せな1年を過ごすことができました。
おかげさまで今年も黒川はバタバタと元気にやっております。


最近はまた留学準備中です。
昼はポートフォリオ、夜はTOEFLの勉強。
あとはレクチャーを聴いたり展覧会に行ったり。
一応"浪人生"な感じですが、その割には
人との新しい出会いに満ちた幸せな毎日です。


TOEFLの勉強はなかなかキツいです。
テストに出てくるややこしいアカデミックな文章を攻略するために
がんばって語彙を広げているのですが、
高校を卒業して以来「覚える」という運動をしていない脳みそは
いまだにリハビリテーションの最中という感じ。
SFCではテストじゃなくてレポートで成績がもらえる授業ばかり選んでいたし、
うちには一般的な建築学科のような建築経済や法規などの座学がなかったし、
建築やデザインに関して増えていく知識は、
「覚えた」ものというよりかは「理解すれば吸収されていく」ものだったし、
もーーー、とにかく単語を覚えるスピードが上がらない。
というかそろそろ空き容量不足。

お腹いっぱいまで食べるのは幸せだけど、
お腹いっぱいなのに食べなきゃいけないのは苦痛だよね。ちょっと違うか。

ただ、読むスピードをあげるために建築の本を英語で読み流したり
リスニング強化のために建築やデザインのPodcastの英語コンテンツを聴くのは、
こんな機会じゃなきゃ出会えなかったであろうものが多くて楽しいです。

Adam Carusoのレクチャーがすごく良かった。
作品集を見たときはいまいちピンと来なかったけど、
レクチャーと共に見た写真はVideo Podcastの粗い画像だけどもしびれた。
低解像度だから伝わる力強さもあったのかもな、とか思ったり。
調子に乗って手を出したLewerentz本のCarusoのエッセイは難しすぎたけど。笑

今は『RRR FM(The Architecture)』というチャンネル(?)のPodcastを
流しながらこの記事を書いていたら、
坂本一成さんがambiguityについてインタビューされてたw 日本語で答えてたww
"… in the thinking of Sakamoto-sensei, "とか言われてるwww
Kanzuri Sakamotoって、おい!笑

大学院に要求されている点数をとるまで続くこの戦い、
いつまで続くのでしょうかー。あと3点なんだけどなぁ。笑


ポートフォリオも、だいぶ良いリズムになってきました。ようやく。
それについてはもう少し落ち着いてから書こうかな。


3月に何校か願書を提出するので、今月はアクセル踏みっぱなしです。
みなさま今年もどうぞよろしくお願いします。


ブログに書き留めたいことの多い、濃い幸せな日々を送っている
↓ということは↓
文章を書くためのまとまった時間がなかなか作れない
↓そんでもって↓
さらに書きたいことは溜まっていく
↓そうすると↓
何ヶ月か後に、書きたいことの大半をあきらめたこういう記事を書くことになる

という繰り返しになりそうなので、もっと手軽な記録&発信手段として
今さらながら、tではじまるアレを始めてみようと思ってますなう。
始めたらここでお知らせしますので、ぷりーずふぉろーみー。なうなう。


1月に一人で青森に行ってきたので、そこからの5枚。

towada_1


kenbi01

雪の舞う白い空、がっつり積もった白い地面、真っ白な建築。超抽象的世界。
自然界の白が美しいのに、建築まで白くいて欲しくない。
ガルバリウム鋼板よりも白塗り煉瓦の方が良かったなぁ。


hirosaki02

かといって、前川さんの打ち込みレンガタイルもあまり良いと思えなかった。
色のムラは出してあるけども深みが足りないし、
目地も不自然さがあって(打ち込みタイルってのはこうしかおさまらないの?)
どうしても工業製品っぽさが残る。


hirosaki01

弘前は本当に前川ワールド。建ち方も解き方も仕上げ方も美しい。
こんなカタチで街と関われる幸せな建築家はこれから先に出てくるのかなぁ。


hirosaki02
数日前ですが無事に帰国しました!

なんで行こうと思ったのかいまいち思い出せないくらいの
不思議なモチベーションに動かされてイタリアに飛んでみて、
観光ビザぎりぎり88日間の滞在で
初イタリア、初一人暮らし(ルームシェアだけど)、初海外生活、
初仕事、初インダストリアルデザインと、毎分毎秒が刺激的な日々を過ごして、
今はとにかく「行ってよかった!!!」という思い。
それと、運や縁への感謝。親への感謝。出会ったすべての人への感謝。

これからは、来年度へのアプリケーションに向けての準備など。
西麻布のとある事務所内に作業スペースを拝借できることになったので、
ポートフォリオ、コンペ、事務所の手伝いなどで
3月末くらいまで過ごすことになりそうです。

お近くにお越しの際は是非お声をおかけ下さい。caffèでも。笑


ihd_2

インターン最終日にボスと。

ihd_1

全インターン生共通の「最初の作業」。
pesciolinaという砂糖入れを渡され、
ノギスで実測して、CAD図面におこして、模型を作る。
そうやって環境と細江作品とに慣れていって、これが終わってから、
スタッフとしてプロジェクトに加わるってシステム。


villaggiomio_1

villaggiomio_2

今さらながらミラノで暮らしてた部屋。
もともとは教室か研究室か事務所だったと思う。妙に広い。


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MendrisioからBadenに移動する電車内。
今までの都市的な体験がすべて吹っ飛びそうになってマジで焦るほどに
美しい自然だった。やっぱりスイスすげー。
来年はここにいたいと強く思い直すシーン。
Veneziaに2泊してきました。

イタリアでの3ヶ月がVeneziaで始まったから、最後もVenezia。
ベタだけど、行って良かった。ホント。

2泊目はVicenzaにしようと思っていたけど、
いそいそとPalladioを見て回る気分にはならず、延泊。

2日とも、日中は街をぶらぶらして、夜はCampo S.Margheritaのピザ屋で
ピザを2ピース食べて、そのままマルコのバーでプロセッコとかスプリッツ飲みながら
考え事をして、サッカーを見て、考え事をして、ホステルに帰る。

VenetoExperienceでの日々と同じような過ごし方だけど、
たくさんの変わらないものと変わっていたものを見つけながら
のんびりとした時間の中で自分のこともいろんな角度から観察しなおせた。


すでに冬(たぶん10℃前後)の寒さだったし、
ずーっと雨or強風強雨だったし、
潮位が高くてサンマルコ広場とかフツーに水に浸かってるし、
街の風景は前回とは根本的に異なっていた。

けどそれがVeneziaについての考えを深めるのを大きく助けてくれて、
新しい体験ができたってだけじゃないラッキーな天候だった。


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新しく見たモノはビエンナーレと墓地くらいかな。

現代アートはやはりわからん。けども気になったのは
「世界を構築する」というテーマに対する解答が
なんでみんなこんなに暗くて内向きな作品なんだろうか。
世界を元気づける気ナシ。雨強かったし、気分も落ちるわ。

スペインパビリオンの絵は嫌いじゃなかった。
内容は好きくないけど、手法が興味深かった。不思議な抽象度。
離れて全体像を眺めることと、近づいて一筆一筆を観察することと、
いろんな位置に立って作品を味わえる。
部分部分は主張はしてないけども
そのすべてのタッチがたしかに絵に参加している感じ。
共感できる建築家の作品を体験している感覚に似てた。

スヴェレ・フェーンのパビリオンは素晴らしかった。
自分の「かっこいい」という評価軸の最高到達点のかなり近くにいるかもしれない。
北欧人がこういう「気密性が低くてもいい空間」を与件として
こんなに暖かみのある優しい空間を設計できたのが興味深い。
来場者の滞在時間もすごく長かったと思う。


biennale_1


デイヴィット・チッパーフィールドの墓地もまたかっこよかったけど、
この作品は慎重に評価する必要があると思った。
ジョン・ポーソンとかチッパーフィールドとかの
ミニマリストの作品は作品集を見ていると文句なしにかっこいい。好き。
けど、それがプロジェクトのコンテクストからの情報を
そぎ落として作られた形態なのか、もしくは
読み取った情報が建築に深みを与えられているのかは
体験しないとわからないと怪しんでいたから、
今回のチッパーフィールド初体験は期待していたけども、
より疑問が深まる感じで消化不良。


cimitero_1


最後はマルコに挨拶した。
つたないなんてもんじゃないイタ語でがんばって話しかけたら
しっかり英語ができる人物だった。笑
次に行った時も覚えててくれるかもしれない。
顔と名前がわかる人がいる街は特別な場所になるんだと今回のイタリア滞在で思った。
お金と時間をかければ旅はできるけど、
そこが特別な場所になるかどうかは縁と、意識かな。

最後に良い密度の良い旅ができた。


sanmarco_3


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明日でこの部屋を出て、ミラノの友人(ミラノの両親)宅泊。
明後日はメンドリジオの先輩宅泊。
12日はバーデンの友人(スイスの両親)宅泊。
何も起きなければ、13日にチューリッヒを発って、14日朝にはもう日本。

何か起きて飛べなかったら、、、スイスにいると不法滞在になっちゃうから、
オーストリアに逃げようか。それ、いいね。
Isao Hosoe Designでのインターン、明日で終わりです。

おかしなほど早く過ぎ去った8週間。濃かったです。

細江さんからも事務所からもデザインからもミラノからもイタリアからも
めちゃくちゃたくさんのことを学びました。

けど振り返るのはまた今度。

stagemates

いやーーーーーーーーー、帰りたくないね、正直。

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